【将棋用語】
こびん

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「こびん」の読み方

こびん

「こびん」の説明

玉・飛車の斜め上のマス。
漢字では「小鬢」と書き、頭の左右前側面の髪を意味する。表記は、ひらがな・カタカナがほとんどなので、漢字や元の意味を知らなくても全く問題ない。
玉の斜め前に歩などの守り駒がいないことを「コビンがあいている」と言い、角による王手がかかりやすい状態を表している。
そして、角で相手の玉や飛車を攻めることを「こびん攻め」と言う。将棋の手筋の1つで、詳細は手筋「こびん攻め」の項目を参照。

「こびん」の用例

「角と桂で美濃囲いのこびんを攻める。」
【将棋用語】第76期名人戦七番勝負第4局 佐藤(天)名人vs羽生竜王で「こびん」があいている局面

[図1]

上の [図1] は、第76期名人戦七番勝負第4局 佐藤(天)名人vs羽生竜王の34手目に後手の羽生竜王が△3四同歩と飛車と取った局面。歩が1つ前に進んだことによって、後手玉の「こびん」があいた。

「こびん」に関連する手筋

「こびん」に関連する格言


 

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