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		5手詰の問題【第14問】
	
	
	 
	[第14問]
	
	5手詰の第13問
	5手詰の第15問
	
	
	
	(もう少し下に解答・解説があります。)
	
	
	
	
	
		第14問の解答・解説
	
	
	 
	[第14問の解答]
	▲3三角成 △同桂 ▲2一角 △同玉 ▲2二金 までの5手詰。
	
	初手が見えづらい問題です。
	玉は広くないですが、攻め方の持ち駒が少ないので慎重に使う必要があります。
	まず、初手に持ち駒の角や金を打つ王手を一通り考えていくと、
	やはり1枚足りないことが分かります。
	
	こうなると盤上の駒で王手をするしかありませんが、▲2二銀成は△4二玉があります。
	残るは▲3三角成となりますが…。
	
	△同玉に対しては△2四玉を防ぐために角を打つ必要があります。
	▲4二角と元に位置に打ってしまうと、△3二玉と引かれて、
	問題図から角を1枚渡しただけとなりますが、
	▲5一角と離して打つのが大駒の性能を生かした手です。
	△3二玉でも△4三玉でも▲4二角成で詰みとなります。
	但し、持ち駒の金が余るので、これは変化手順です。
	
	初手▲3三角成には△同桂と取ることもできます。こちらはどうでしょうか?
	
	▲2二金や▲4二金と、持ち駒の金を打ってしまうと、
	角だけではとどめを刺すことができません。
	よって、持ち駒の角を使った王手を考えますが、
	△4三玉~△5三玉と逃がさないために▲2一角と打つのが正解です。
	本手順は、△同玉として最も価値の高い角を取りますが、
	△3一玉と銀を取った場合も同様で、頭金までの詰みとなります。
	
	
5手詰の第13問
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