【将棋用語】
含み

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「含み」の読み方

ふくみ

「含み」の説明

実現する可能性のある狙いのこと。
そのような狙いを定めることを「含みを持たせる」と言う。
例えば、初手で▲7六歩と突いた場合は「居飛車」と「振り飛車」の「含み」を持たせている、と言うことができる。他に「持ち駒に角があれば王手飛車取りをかけやすくなる変化がある」という局面で角交換を挑む手は、「角交換」が「目先の狙い」であり、その先の「王手飛車取り」は「含み(=角交換が実現した場合に限り、実現する可能性がある狙い)」である。そして、「王手飛車取り」をかけた段階では「王手」と「飛車取り(をかける)」がすでに実現しているため、「王手」も「飛車取り」も「含み」とは言えなくなっている。
「含み」が多いと相手がそのすべてに対応したり、読み切ったりすることが難しくなる。よって、「含み」を持たせることは勝負術の1つであると言える。

「含み」の用例

「序盤で端歩を保留して、穴熊の含みを持たせた指し方をする。」

「含み」に関連する手筋

「含み」に関連する格言


 

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