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「遠見の角」の読み方
とおみのかく
「遠見の角」に関連する主な駒
「遠見の角」の出現頻度
★☆☆☆☆
「遠見の角」の説明
自陣へ打った角の利きが相手陣内の相手の攻め駒や囲いまで届いていること。あるいはそのように打った角。
主なメリットとしては、「相手陣への利きを生かして攻めることができる」「自陣の隙を減らすことができる」「打った角を相手から狙われにくい」という３つが挙げられる。つまり、攻防共に働くうえに、その状態をキープしやすい。
角を遠くまで利かせる必要があることから、必然的に打つ位置は端に近くなり、隅にいる香の上に打つことも多い。
「遠見の角に好手あり」という格言でも表されている。
「遠見の角」の例
[図１]
上の [図１] は、単純な攻め合いでも先手が少し良いが、▲１八角と自陣に打つ「遠見の角」が好手となる。これによって、△２九飛成と桂を取られる手を防ぎつつ、▲６三角成とタダで金を取る手を狙っており、攻防によく働いて先手の優位が拡大している。
「遠見の角」に関連する用語
「遠見の角」に関連する格言
田楽刺し
成り捨て
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