詰将棋:7手詰の問題と解答・解説
【第1問】

目次

7手詰の問題【第1問】

7手詰の詰将棋の問題(第1問)

[第1問]




(もう少し下に解答・解説があります。)


第1問の解答・解説

7手詰の詰将棋の解答(第1問)

[第1問の解答]

▲1一銀成 △同玉 ▲1二香 △同玉 ▲3二飛 △1一玉 ▲2二角成(飛成) までの7手詰。

2四の角がいなければ▲1三銀成(不成)は手筋の駒捨てですが、
本問の場合は△同角で玉が堅くなってしまうため、明らかに詰みませんし、
▲1三飛と打ち込んでも数が足りていません。
また、▲2一銀不成は△同玉の後、
3一の角を助けながら王手をかける手がないため詰みません。

よって、消去法で考えても、初手は▲1一銀成しかありません。
△同玉の1手に、香を短く使って▲1二香と捨てるのがポイントです。
△同玉と隅から引っ張り出してから「大駒は離して打て」の▲3二飛で
詰み形が見えてきました。
(但し、▲4二飛は△同角、それより離すと△4二歩で詰みません。)

2二に合駒をすると駒が余りますので、詰将棋では△1一玉と逃げることになりますが、
▲2二角成で詰みとなります。最終手は▲2二飛成でも正解です。

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