詰将棋:1手詰の問題と解答・解説
【第18問】

目次

1手詰の問題【第18問】

1手詰の詰将棋の問題(第18問)

[第18問]

point
ここがポイント!
王手は2通り



(もう少し下に解答・解説があります。)


第18問の解答・解説

1手詰の詰将棋の解答(第18問)

[第18問の解答]

▲1五歩 までの1手詰。

盤上の歩を突いて詰ますことを「突き歩詰め(つきふづめ)」と言います。

持ち駒の歩を打って相手玉を詰ます「打ち歩詰め(うちふづめ)」は、
歩を打って詰ました方が反則負けとなりますが「突き歩詰め」は問題ありません。

「なるべく強い駒で、しっかりと詰ます」という考えに従うと、
▲1五銀という手も見えますが、△2五玉と逃げられるので不正解です。
2六の銀は2五の歩を支えるという大切な役割がありました。
1手詰の詰将棋の解答2(第18問)

尚、この問題で盤上に無くても良い駒が1枚ありますが、気付きましたか?
正解は1九の香で、あってもなくても▲1五歩までの1手詰です。

「創作詰将棋」では、盤上になるべく不要な駒を置かないという考え方があります。
その観点では1九の香をなくした方が良いのですが、
実戦では、終盤でも端に香があることが多いですよね。
このように実戦で出そうな形を優先した詰将棋を「実戦型詰将棋」と言います。
「実戦型詰将棋」は詰みに関係ない駒が盤上に配置されている場合があります。


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