【将棋用語】
劣勢

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「劣勢」の読み方

れっせい

「劣勢」の説明

負ける可能性がやや高い状況。
「劣勢」は自玉の囲いを先に崩されそうだったり、序中盤でやや駒損をしていたりして、終局までに相手の方が多くの悪手を指さなければ順当に負けそうな場合に使われる。ちなみに相手の立場から見れば「優勢」となる。
「劣勢」はAIの評価で言うと、勝率なら「10%~30%」、評価値なら「-2000~-800」程度である。但し、数値で明確に定義されている訳ではなく、「このままだと負けそう」という人間の感覚が重要である。よって、局面の複雑さや両対局者の棋力によっても形勢判断は変わることとなる。
尚、人間同士の対局において、終局までミスをしないということは困難であるため、いずれかが「劣勢」になった局面から形勢が二転三転することは日常茶飯事である。

「劣勢」の用例

「中盤でうっかり桂損になり、劣勢となった。」

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