【将棋用語】
辛い

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「辛い」の読み方

からい

「辛い」の説明

攻め合って優位を保てそうな局面で、あえて受けることでさらに優位を拡大すること。
「辛い手」は「友達をなくす手」と似ていて、勝ちにこだわった指し方であるが、負けている方としては「そこまでやるか」という思いになることもある。
「辛い手」という表現が使われるのは、ある程度棋力の高い人同士の対局や将棋大会のような真剣勝負である場合が多い。そして、同一局面の同一手でも、遊び要素の強い将棋になるにつれて、徐々に「友達をなくす手」と言われるようになる。
プロ棋士の丸山 忠久 九段は「激辛流」と言われているが、決して嫌われている訳ではなく、むしろ勝負の世界に生きるプロとしては当然のことである。別の見方をすれば、序中盤の指し方がうまく、そのまま優位を確実に広げていくような実力者であると言える。

「辛い」の用例

「寄せ合いでも勝てそうだが、しっかり受けてくるのはとても辛い。」

「辛い」に関連する用語


 

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