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「余す」の読み方
あます
「余す」の説明
相手からの攻めが続かない状態にすること。
特に、終盤で相手から攻められてはいるが、自玉が詰んでいなかったり、自玉に対する必至や詰めろが続かなくなったりして優勢や勝勢である場合によく使われる。
「受け切る」や「残す」と意味が被る部分もあるが、「余す」は広さを生かしている場合に使われることが多い。
「余す」の用例
[図1]
上の [図1] は、先手玉に後手の駒が迫っており、△7八金打までの詰めろがかかっている。しかし、▲8八玉と上がっておけば、有効な詰めろが続かないため、後手の攻めを「余している」。
「余す」に関連する用語
甘い
謝る
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