【将棋用語】
重い

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「重い」の読み方

おもい

「重い」の説明

飛車(竜)・角(馬)・香の利きに、自分の歩や金駒などが複数あって、全部の駒が活用できるまでに手数がかかる状態。「軽い」と反対の意味になる。
「現状で駒が活用できていない」「攻めが遅い」という悪い意味で使われることが多いが、「攻めが確実で切れづらい」という良い意味を含めて使われる場合もある。

「重い」の用例

「飛車先に桂と歩がいるので重い形だ。」
【将棋用語】第66期王座戦五番勝負 第1局 中村太地 王座 対 斎藤慎太郎 七段の対局で飛車先が「重い」局面

[図1]

上の [図1] は、2018年9月4日に行われた第66期王座戦五番勝負 第1局 中村太地 王座 対 斎藤慎太郎 七段の59手目に先手の斎藤七段が▲2三歩成と指した局面。先手は2筋を突破できたものの、先手の飛車の前方に、自分の金と と金がいるため、 飛車先が「重い」。先手は飛車を成り込む前に金や と金をどかす必要があるため、後手には1手の余裕がある。

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