[図1]
上の [図1] は、第23期銀河戦本戦Fブロック2回戦「八代 弥 四段 vs 今泉 健司 アマ」の終盤戦で、93手目に先手の八代四段が▲8九玉と指した局面。8筋に「駒柱」ができている。この局面でも既に熱戦がうかがえるが、この後80手も勝負が続いた。[図2]
上の [図2] は、6人で名人戦挑戦をかけたプレーオフとなった初戦、2018年3月4日に行われた第76期順位戦A級プレーオフ「久保利明 王将 vs 豊島将之 八段」の終盤戦で、137手目に先手の豊島八段が▲8四歩と打った局面。8筋に「駒柱」ができている。そして、さらに熱戦続き、この後も…[図3]
上の [図3] は、[図2] に続き、144手目に後手の久保王将が△8二玉と上がった局面。8筋に2度目の「駒柱」ができている。そして、さらに熱戦続き…[図4]
上の [図4] は、[図3] に続き、147手目に先手の豊島八段が▲8三歩と打った局面。8筋に3度目の「駒柱」ができている。「駒柱」はぶつかっている駒が多いため、すぐに解消されることが多いが、1つの対局で3度も「駒柱」が出現することは珍しい。非常にハイレベルな熱戦であったことが分かる。- スポンサーリンク -
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