[図1]
上の [図1] は、5五にいる後手の銀が、4五と6五にいる先手の歩に左右をはさまれて「銀ばさみ」となっている。この部分図の場合、先手が▲5六歩と打つと後手の銀は行き場がないので、タダで取られてしまうか、歩と交換することになる。[図2]
上の [図2] は、5五にいる後手の銀の隣である6五に先手の歩がおり、かつ、4四と4六で歩が見合っているので「銀ばさみ」となっている。一見すると、銀ははさまれていないようだが、銀の逃げ道を作るためには△4五歩と突くしかなく、▲同歩となれば [図1] と同一の形になる。つまり、5五の銀は助からないことが確定している。- スポンサーリンク -
将棋解説 |
---|
実戦解説一覧 |
- スポンサーリンク -