詰将棋:5手詰の問題と解答・解説
【第19問】

目次

5手詰の問題【第19問】

5手詰の詰将棋の問題(第19問)

[第19問]




(もう少し下に解答・解説があります。)


第19問の解答・解説

5手詰の詰将棋の解答(第19問)

[第19問の解答]

▲2三角不成 △1一玉 ▲1二歩 △2二玉 ▲3二飛成 までの5手詰。

初手は▲2三角成や▲2三飛成から見えるのが自然ですが、
△1一玉と引かれてしまうと、有効な王手が▲1二歩しかなく、打ち歩詰めです。

打ち歩詰め回避には不成を考えることが原則です。
▲2三角不成とすることで、角の価値が高まらず、▲1二歩が実現します。

尚、収束の5手目で、▲3二飛成とせず、▲3二角成 △1二玉
▲2三飛成 △1一玉 ▲2二馬(竜)とする手順でも詰みです(下図)。
5手詰の詰将棋の解答2(第19問)
但し、これは正解手順とはなりません。

厳密に言うと詰将棋のキズ(減点箇所)なので、出題しなければ良いのですが、
「手数の無駄伸ばし」で解答側にやや非があると判断されるのではないでしょうか。
判断は人それぞれですが、1手で詰むところはビシッと1手で詰ましましょう。


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