[図1]
上の [図1] は、2018年7月4日から5日にかけて行われた第59期王位戦七番勝負 第1局 菅井竜也 王位 対 豊島将之 八段の24手目に後手の豊島八段が△4四銀と上がった局面。この4四にいる銀が、4三の歩の1つ前のマスにいるため「歩越し銀(ふごしぎん)」と言われている。先手の菅井王位の指し手は▲4六歩。「歩越し銀には歩で受けよ」で相手の歩越し銀がいる4筋の歩を突いた。先手陣の厚みを築いたり、後手の銀の進出を止めたりするだけでなく、▲4五歩と突いて△同銀と取らせることで後手の左銀の働きを弱める(5五への地点に利きがなくなる)ことができるといった効果がある。- スポンサーリンク -
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