詰将棋:5手詰の問題と解答・解説
【第1問】

目次

5手詰の問題【第1問】

5手詰の詰将棋の問題(第1問)

[第1問]




(もう少し下に解答・解説があります。)


第1問の解答・解説

5手詰の詰将棋の解答(第1問)

[第1問の解答]

▲3一角 △1二玉 ▲1三銀 △同桂 ▲2二金 までの5手詰。

問題図で△1三玉~△2四玉と逃げられてしまうと確実に詰まなくなるため、
初手は△1三玉と逃がさない手が必要です。

▲3一角と打てば、△1二玉と寄るしかありませんが、
そこで▲2二金と打ってはいけません。
2二に打ったばかりの金が、自分の角の利きをさえぎってしまい、
△1三玉と逃げられてしまいます。

詰ますために「△1三玉と逃げられてはいけない」という条件は変わっていません。
先に▲1三銀と打って△同桂と取らせましょう。
これで、玉方は桂が邪魔で△1三玉と逃げられなくなりました。
銀をただで捨てるのは少しもったいないですが、
相手玉が詰むならば惜しむ必要はありません。

今度こそ▲2二金と打てば詰みとなります。

この問題の形は実戦でもよく出てきます。
攻め方の持ち駒で「金が飛車」「銀が香」のように変わっても同様の手順で詰みます。
詰将棋の基本的な考え方も詰まっていますので、しっかりとマスターしましょう。


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