【将棋用語】
友達をなくす手

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「友達をなくす手」の読み方

ともだちをなくすて

「友達をなくす手」の説明

攻めたとしても十分に分かりやすく勝ちが見込める局面で、さらに安全に勝つために、ガッチリと受けたり、駒得を目指したりして、相手の攻め筋をなくし、戦意を喪失させるような指し手。

どうせ負けるならば、しっかりと寄せられてから投了したいものの、その局面が遠のいたうえに逆転を狙えるような有効な指し手がなくなれば、やる気もなくなるのが人情。「友達をなくす手」が生じている局面は既に形勢が大きく傾いており、勝勢側にはその状況まで持ち込むほどの実力がある。それにもかかわらず、比較的容易な寄せを行わないことは「わざと長引かせているのではないか」という不信感に繋がりかねない。実際に「投了図を圧勝の形にしたい」とか「相手の苦しむ顔が見たい」といった場合もあるが、緊張で手を見落としていたり、実は意外と難しかったりする場合もあるので、相手が仲の良い友達でもない限りは使わない方が無難な用語である。

なお、「友達をなくす手」と言われるのは知り合い同士の練習対局である場合が多い。プロの対局やアマチュアの大会のような真剣勝負になるほど結果がすべてであるため、「辛い手(からいて)」という別の表現が使われるようになってくる。

「友達をなくす手」の用例

【将棋用語】「友達をなくす手」の例

[図1]

上の [図1] は、先手が勝勢であり、▲5二と や▲5三と のように攻めていけば最短で勝てる。しかし、▲6六角(王手)△3三桂 ▲7八竜のように「友達をなくす手」を指すと、後手は8九にいる飛車を取られてしまうため、攻め合いの形を作ることすらできなくなる。

「友達をなくす手」に関連する用語


 

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