【将棋用語】
作戦勝ち

将棋用語一覧リンク

「作戦勝ち」の読み方

さくせんがち

「作戦勝ち」の説明

部分的に自分の主張の方がわずかに通っており、少し指しやすい局面の様子。主に序盤~中盤の入り口までにおいて使われる。厳密に形勢判断したものではない、という意味合いが含まれており、感覚的な要素が強くなっている。但し、盤面全体の形勢として「互角」と「有利」の中間に位置付けられる場合もある。「作戦負け」と反対の意味になる。
自分よりも相手の駒組みの方が選択肢が狭まっている、自分だけが1歩を手持ちにしている、相手だけが大駒を動かしづらくなっている、というような要素にだけ差が付いている場合は「作戦勝ち」と判断されることが多い。相手よりも少し駒組みがうまかったということにはなるが、まだまだ長い勝負が続くので、気を緩めることはできない。

「作戦勝ち」の用例

「先手は穴熊に組むことができたので作戦勝ちだ。」

「作戦勝ち」に関連する用語


 

将棋用語一覧リンク

- スポンサーリンク -

- スポンサーリンク -