【将棋用語】
指しにくい

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「指しにくい」の読み方

さしにくい

「指しにくい」の説明

①形勢が互角か、あるいは少し損ねている状態で、相手の有力手が分かりやすかったり、自分の有力手が分かりにくかったりすること。「指しやすい」が反対の意味になる。
正確に指せば難しい勝負が続くものの、確率的に自分の方がミスをしやすいという懸念を表している。
②指そうとしている手について、目先にためらわれる要素があること。「指しやすい」が反対の意味にはなるが、こちらはほとんど使われない。
具体的には、自分の大駒の利きを止めてしまう、金駒が自玉から離れる、別の使い道を含みにしていた持ち駒を使う、のようなことが挙げられる。読み進めれば最善手と判断できる可能性もあるが、経験的にそうとは思えない、という懸念を表している。

「指しにくい」の用例

「この局面は先手が指しにくい。」
「この手は角道を止めるので指しにくい。」

「指しにくい」に関連する用語


 

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