手筋一覧リンク
「尻金」の読み方
しりきん
「尻金」に関連する主な駒
「尻金」の出現頻度
★★☆☆☆
「尻金」の説明
相手玉の真後ろに打つ金のこと。
王手ではあるが、頭金と異なり、金の駒の動きからすると効率が悪い使い方である。しかし、玉が上部に逃げられない場合は、相手の一段飛車との組み合わせで詰みになることもある。
「尻金」の例
[図１]
上の [図１] は、▲３一金と「尻金」を打てば後手玉は詰んでいる。以下、△２二玉 ▲２一金 △１二玉 ▲１一金 △２二玉 ▲２一飛成までとなる。
仮に [図１] で１筋の歩が突いてある場合、△１三玉と逃げられた後に迫る手段があれば▲３一金と「尻金」を打つ手は有力だが、そうでなければ手順に逃げられてしまう恐れもある。しかし「尻金」を打たないと△４一金のように受けられてしまい、相手玉に迫るチャンスを逃す恐れもある。「尻金」が決め手にならない場合は、その実行タイミングを見極めることが重要である。
「尻金」に関連する手筋
「尻金」に関連する格言
焦点の歩
捨てる
手筋一覧リンク
