詰将棋:1手詰の問題と解答・解説
【第28問】

目次

1手詰の問題【第28問】

1手詰の詰将棋の問題(第28問)

[第28問]

point
ここがポイント!
5一の竜は複数の詰み筋を防いでいます。



(もう少し下に解答・解説があります。)


第28問の解答・解説

1手詰の詰将棋の解答(第28問)

[第28問の解答]

▲3一銀不成 までの1手詰。

問題図で仮に5一の竜がいなかったとすると、
▲3一竜 △1二玉 ▲2一竜と押していく手順や、
▲4三銀成・▲3一銀成などの開き王手で詰みがあります。
ところが5一の竜がいることで、
▲3一竜は△同竜、▲4三銀成や▲3一銀成は△4二竜で詰みません。

5一の竜がよく利いているので、単なる開き王手では足りないようです。
ここはさらに厳しい「両王手(りょうおうて)」を狙う必要があります。

▲3一銀不成とすれば、竜と銀で王手をしているため、
△4二竜として、竜を取る手を指すことができません。
(銀による王手が解除されていないため、反則です。)

両王手に対しては玉を動かすしかないため、
5一の竜を無力化することができました。


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