詰将棋:1手詰の問題と解答・解説
【第36問】

目次

1手詰の問題【第36問】

1手詰の詰将棋の問題(第36問)

[第36問]

point
ここがポイント!
現状の攻め駒の役割を把握してください。



(もう少し下に解答・解説があります。)


第36問の解答・解説

1手詰の詰将棋の解答(第36問)

[第36問の解答]

▲1一角成 までの1手詰。

王手は少ないものの、意外と間違えやすい問題です。

同じマスに大駒小駒利きがある場合、小駒から突っ込んでいった方が、
大駒の後押しを受けられることも多いのですが、
この問題で▲1一桂成とすると△3一玉と逃げられてしまいます(下図)。
1手詰の詰将棋の解答2(第36問)

2三の桂は3一からの玉の逃げ道をふさいでいるため、
3三の角よりも動かしてはいけない駒だったのです。

駒が動くと盤の状況が変わり、相手玉の逃げ道が増えることがあります
問題図で相手玉が動けないからといって、
「▲1一角成でも▲1一桂成でも同じだ」と思わないことが重要です。


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