詰将棋:3手詰の問題と解答・解説
【第15問】

目次

3手詰の問題【第15問】

3手詰の詰将棋の問題(第15問)

[第15問]




(もう少し下に解答・解説があります。)


第15問の解答・解説

3手詰の詰将棋の解答(第15問)

[第15問の解答]

▲3二金 △同玉 ▲3一飛成 までの3手詰。

問題図から△3三玉と逃げられてしまうと
△2四玉や△4四玉とさらに逃げ道が増えて、完全に詰まなくなります。

よって、初手に△3三玉を防ぐ必要がありますが、
▲3一飛成とすると、今度は△1三玉と反対側から逃げられてしまいます。
つまり、初手に△3三玉だけでなく、△1三玉も防ぐ必要がありました。

初手は少し見えづらいのですが、▲3二金と捨てるのが正解です。
これで△3三玉と△1三玉は防ぐことができています。
あとは△同玉と金を取られて詰むかどうかですが、
そこで▲3一飛成とすれば、今度は△1三玉と逃げる手がなく、
4三には角が利いているため詰みとなります。

捨て駒で相手玉を逃走ルートから遠ざけつつ、危険地帯に誘導するという手筋でした。


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