詰将棋:7手詰の問題と解答・解説
【第5問】

目次

7手詰の問題【第5問】

7手詰の詰将棋の問題(第5問)

[第5問]




(もう少し下に解答・解説があります。)


第5問の解答・解説

7手詰の詰将棋の解答(第5問)

[第5問の解答]

▲3三角 △2一玉 ▲3二銀 △同銀 ▲3一竜 △同玉 ▲3二銀 までの7手詰。

初手は▲3一竜としたいところですが、△2一歩 ▲2二銀 △1二玉となると、
上部脱出を防ぐことができません。
4二の竜は玉を上部に逃がさないという役割がありますので、
初手は持ち駒を使う王手になりそうだ、と判断します。

そして、▲1二銀や▲2二銀と捨てる王手は、
玉方の守り駒が近づいてしまうため、詰みません。
よって、▲3三角と少し離して打つ王手が有力候補に挙がります。
△同馬は▲1二銀で詰み、△2二合は▲3一竜で詰みなので、
△2一玉と寄るしかありません。

3手目で▲2二銀と打てば数は足りていますが、△1二玉とかわされてしまうと、
やはり△2三玉~△1四玉と逃げられてしまいます。
3手目は▲3二銀が面白い捨て方で、2三に銀が利いていますので、
△1二玉~△2三玉の恐れがありません。
玉方は玉の逃げ道がないので△同銀と取るしかありません。

5手目で▲2二銀はやはり△1二玉とかわされてしまいますが、
▲3一竜と捨てる手がありました。
△1二玉 ▲2二竜は駒余りなので、△同玉と取りますが、そこで▲2二銀と打てば、
玉方の駒がちょうど良い具合に逃げ道を塞いでくれているため、詰みとなります。

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