[図1]
上の [図1] は、2001年9月1日に行われた第14期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局「羽生善治 四冠 vs 木村一基 五段」の終盤。先手の羽生四冠が勝勢で、木村五段が最後のお願いとして△5六銀と王手をかけた局面。ここで▲7六玉や▲6六玉と指しておけば全く問題はなかったが、羽生四冠の指し手は▲6四玉![図2]
上の [図2] は、2007年10月14日に放送された第57回NHK杯将棋トーナメント2回戦「羽生善治 王座・王将 vs 中川大輔 七段」の終盤。先手の羽生王座・王将が敗勢で、△1九竜と指せば中川七段の勝ちは揺るがなかったが、中川七段の指し手は、飛車を取る△2六歩。これで後手玉に17手詰みの変化が生まれてしまい、「頓死」して大逆転となった。- スポンサーリンク -
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