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「作戦勝ち」の読み方
さくせんがち
「作戦勝ち」の説明
部分的に自分の主張の方がわずかに通っており、少し指しやすい局面の様子。主に序盤~中盤の入り口までにおいて使われる。厳密に形勢判断したものではない、という意味合いが含まれており、感覚的な要素が強くなっている。但し、盤面全体の形勢として「互角」と「有利」の中間に位置付けられる場合もある。「作戦負け」と反対の意味になる。
自分よりも相手の駒組みの方が選択肢が狭まっている、自分だけが1歩を手持ちにしている、相手だけが大駒を動かしづらくなっている、というような要素にだけ差が付いている場合は「作戦勝ち」と判断されることが多い。相手よりも少し駒組みがうまかったということにはなるが、まだまだ長い勝負が続くので、気を緩めることはできない。
「作戦勝ち」の用例
「先手は穴熊に組むことができたので作戦勝ちだ。」
「作戦勝ち」に関連する用語
最善手
作戦負け
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