【将棋用語】
幽霊角

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「幽霊角」の読み方

ゆうれいかく

「幽霊角」の説明

角が端(1筋または9筋)の五段目に飛び出すこと。あるいは飛び出した角のこと。
特に、先手で▲9五角、後手で△1五角と飛び出す場合に使われることが多い。角の「覗き」の一種であるが、移動先となる場所が限定されている。
「幽霊角」は相手陣への角の利きによって、駒取りや角成りを見せて手番を握ることが主な狙いとなる。よって、次に相手が端歩を突いて、角を追い払ってくる恐れはない。但し、相手が端歩を突いているとそもそも成立しないため、実戦で狙うことのできる機会は少ない。

「幽霊角」の用例

【将棋用語】「幽霊角」を出た部分図

[図1]

上の [図1] は、先手が7七にいた角を▲9五角と出た部分図。この角が「幽霊角」と言われているが、次に7三の桂取りになっている。後手は△7二飛や△8三飛のように桂取りを受けることとなるが、飛車取りに銀を打っていけば先手からの攻めが続くため、後手は△9四歩~△9五歩と指す余裕がない。

「幽霊角」に関連する用語


 

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