[図1]
上の [図1] は、先手の手番であるが、▲2六飛のような飛車浮きに対しては、△1五角のように後手の角が飛び出してくる手が気になる。ここは、将来的な△1五角を防ぐためだけに▲1六歩と突いて「居飛車の税金」を払っておく。[図2]
上の [図2] は、2018年7月4日から5日にかけて行われた第59期王位戦七番勝負 第1局 菅井竜也 王位 対 豊島将之 八段の30手目に後手の豊島八段が△9四歩と突いて「居飛車の税金」を払った局面。後手は9筋から端攻めをする訳ではないので、できれば指したくないが、先手が▲9五角と出る変化を消すことで、後手は飛車や右桂が使いやすくなった。- スポンサーリンク -
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