【将棋用語】
持久戦

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「持久戦」の読み方

じきゅうせん

「持久戦」の説明

先手・後手共に、玉をしっかりと囲ってから戦うこと。
対して、序盤の比較的早い段階で駒の交換が行われて、玉が薄いまま戦いとなる場合は「急戦」と言う。但し、仕掛けまでの手数や囲いの種類などについて、それぞれ具体的な基準はなく、「玉は薄いものの、戦いがなかなか起こらない」という対局もあるため、必ずしもすべての対局が「急戦」と「持久戦」に分類される訳ではない。
「持久戦」と言える囲いの目安としては、対抗形における振り飛車の「高美濃」と居飛車の「左美濃」、相居飛車における「総矢倉」が挙げられる。少なくとも、これらよりも手数がかかっている囲いに玉が入っていれば、同じく「持久戦」と言える。
尚、「持久戦」と判断するタイミングは仕掛け以前であるため、終局までの手数については関係がない。70手で終わる「持久戦」もあるし、150手で終わる「急戦」もある。但し、平均すれば「持久戦」の方が手数は長くなる。

「持久戦」の用例

「相穴熊の持久戦になった。」

「持久戦」に関連する用語


 

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