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3手詰の問題【第20問】
[第20問]
3手詰の第19問
3手詰の第21問
(もう少し下に解答・解説があります。)
第20問の解答・解説
[第20問の解答]
▲4六銀 △同金 ▲6六金 までの3手詰。
中段玉の問題です。
広そうに見えますし、実際、下手をするとすぐに捕まらなくなるのですが、
問題図時点で玉の逃げ道は△6五玉だけのようです。
そして、その後に△7六玉とされてしまうと完全に捕まらないことまで確認します。
初手の△6五玉を防ぐ王手は▲6六銀あるいは▲6六金ですが、
△同金と取られると、▲同歩は王手ではないですし、
△5六玉という逃げ道も増えてしまいます。
よって、△6五玉を防ぎつつ詰ますのは難しそうです。
次に、初手はさておき、△6五玉と逃げられた場合を考えますが、
そこで▲7五金と打てば、王手をかけつつ△7六玉を防ぐことができます。
ここから逆算すると7五に打つための金を温存しておく必要がありそうです。
そうなると初手に銀打ちの王手から考えることになりますが、
▲6六銀は△同金で詰みませんでした。
▲4四銀は竜の
利きが止まるので、△4六玉と逃げられてしまいます。
最後に残ったのは▲4六銀です。△6五玉には▲7五金があるので詰みます。
よって、△同金と取りますが、今度は▲6六金と打って詰みとなります。
盤上の攻め方の駒が少ないこちらが正解手順となります。
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