【将棋格言】
玉は下段に落とせ

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「玉は下段に落とせ」の詳細

格言名称
玉は下段に落とせ
読み方
ぎょくはげだんにおとせ
主な関連駒
出現頻度
★★★★
説明
将棋の駒は前方に進むことに向いているため、寄せる際には相手玉が自分の駒の前方にいるようにした方が良い、ということ。
つまり、(相手から見て)下段にいる状態であれば寄せやすくなることになる。
下段に落とさずに相手玉を逃してしまうと「中段玉は寄せにくし」という格言があるように、非常に寄せづらくなり、場合によっては入玉されて、全く寄せがない状態となる。
好手例
【将棋格言】第65期王座戦五番勝負 第2局 羽生善治 王座 対 中村太地 六段で「玉は下段に落とせ」を実現した局面

[図1]

上の [図1] は、第65期王座戦五番勝負 第2局 羽生善治 王座 対 中村太地 六段で、147手目に羽生王座が王手に対して▲6六香と合駒をした局面。先手が▲8四玉~▲8三玉と指して入玉すると、後手は寄せることが難しくなってしまう。ここは△6六同馬が「玉は下段に落とせ」で、▲8四玉を許さない好手。部分的には大きな駒損であるが、相手玉を寄せてしまえば関係ない。以下、▲同玉△8六馬と上部脱出を阻止して、後手の勝ちとなった。
【将棋格言】第43期棋王戦五番勝負 第2局 渡辺明 棋王 対 永瀬拓矢 七段で「玉は下段に落とせ」という格言通りに対応した局面

[図2]

上の [図2] は、第43期棋王戦五番勝負 第2局 渡辺明 棋王 対 永瀬拓矢 七段の対局で、85手目に永瀬七段が▲2二銀と打った局面。後手は△同玉と取ってしまうと、入玉が遠くなるうえに、▲2四飛△同歩▲同角が飛車金両取りになる。そのため、本譜では取らなかったが、大きな攻めの拠点として残った。
関連用語
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