【将棋格言】
終盤は駒の損得より速度

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「終盤は駒の損得より速度」の詳細

格言名称
終盤は駒の損得より速度
読み方
しゅうばんはこまのそんとくよりそくど
主な関連駒
出現頻度
★★★★★
説明
序盤や中盤は駒損すると、大きく形勢を損ねることがある。しかし、終盤は相手玉を詰ましてしまえば勝ちであるため、相手玉を寄せるためには、大駒を捨てたり、金駒を見捨てたりしても問題ない、ということ。
好手例
【将棋格言】第30期竜王戦七番勝負第3局 渡辺竜王vs羽生棋聖で「終盤は駒の損得より速度」で竜を切る局面

[図1]

上の [図1] は、第30期竜王戦七番勝負第3局 渡辺竜王vs羽生棋聖で、99手目に先手の羽生棋聖が▲3八金と打った局面。ここで竜を逃げてしまっては、穴熊を再生されて粘られてしまう。先手の渡辺竜王は「終盤は駒の損得より速度」で△3八同竜と切って、先手の穴熊を崩し、寄せ切った。
【将棋格言】第68期王将戦七番勝負 第1局 久保利明 王将 対 渡辺明 棋王で「終盤は駒の損得より速度」とされた手を指した局面

[図2]

上の [図2] は、2018年1月13日から14日にかけて行われた第68期王将戦七番勝負 第1局 久保利明 王将 対 渡辺明 棋王の90手目に後手の久保王将が△9二玉と引いた局面。現局面では先手の5八の金がタダで取られてしまう状態だが、先手の渡辺棋王は「終盤は駒の損得より速度」で▲7八歩と打った。後手の久保王将は△5八角成と金を取ったが、後手の攻め駒が玉から離れたので先手玉が安全になり、先手は攻めるための手番を握ることができた。
関連用語
関連手筋
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