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1手詰の問題【第27問】
[第27問]
ここがポイント!
飛車の行き先は…
1手詰の第26問
1手詰の第28問
(もう少し下に解答・解説があります。)
第27問の解答・解説
[第27問の解答]
▲1二飛成 までの1手詰。
問題図からは
王手をかけるためには、4二の飛車を動かすしかありませんが、
5三の角の
利きが通るので
開き王手になっています。
よって、問題は「どこに飛車を移動すれば良いか」ということになります。
まず、▲6二飛成と左側に大きく離れてしまうと、△2一玉で王手が続きません。
▲5二飛成は
筋が良い手で、△2一玉に▲4一竜と角を取ることはできますが、
△1二玉と逃げられてしまうと、
持ち駒が角1枚ではとどめを刺すことができません。
「
終盤は駒の損得より速度」なので、角の入手よりも、玉を逃がさないことが重要です。
この問題では、玉を3一から動かさないことがポイントでした。
竜を二段目に残し、かつ、2一に利かす手は▲1二飛成しかなく、
4二に
合駒をすることもできない(無駄合い)ため、詰みとなります。
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