【将棋用語】
離れる

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「離れる」の読み方

はなれる

「離れる」の説明

①盤上の駒に対して、味方の駒からの利きがなく、仮にその駒が取られたらに取り返せない状態になること。「浮く」と同じ意味になり、離れている状態の駒のことは「離れ駒(浮き駒)」と言う。
②盤上の駒が自玉や相手玉から遠ざかる方向へ動くこと。
それによって攻めや受けの働きが弱くなる場合は「そっぽ」と同じ意味になり、基本的に自分の駒においては避けるべきこととなる。大駒は離れていても1手で活用できることが多く、特に自陣の場合は、他の駒と同時に狙われる可能性を下げるので、「離れて」おいた方が良い場合もある。

「離れる」の用例

「金が自玉から離れているのが気になる。」
【将棋用語】第3期叡王戦決勝七番勝負第1局 金井六段vs高見六段で離れ駒ができた局面

[図1]

上の [図1] は、第3期叡王戦決勝七番勝負第1局 金井六段vs高見六段の18手目に後手の高見六段が△4二銀と上がった局面。銀が動いたことによって、後手の3二の金が「離れ駒」となった。このままの状態で3三の角が動いてしまうと、▲3二飛成とタダで金を取られるので、駒組みに注意する必要がある。

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