[図1]
上の [図1] は、先手が飛香香の「3段ロケット」で後手の穴熊に狙いを定めている。現状で詰みや寄りはないものの、穴熊を崩しながら、1筋を突破して飛車を成ることはできる。[図2]
上の [図2] は、2011年11月24日から25日にかけて行われた第24期竜王戦七番勝負 第4局「渡辺明 竜王 vs 丸山忠久 九段」の対局で、102手目に後手の渡辺竜王が△8四香打として「3段ロケット」を完成させた局面。△5五歩と角を取ることはできたが、それでは攻め合い負けするため、強力な攻撃態勢を整えることを優先した。[図3]
上の [図3] は、2011年6月17日に行われたB級2組順位戦「杉本昌隆 七段 vs 戸辺誠 六段」の対局で、125手目に先手の戸辺六段が▲3六香打として「4段ロケット」を完成させた局面。現局面は後手優勢であるが、先手は強力な攻撃態勢を整えて、相手にプレッシャーをかけている。- スポンサーリンク -
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