【将棋格言】
敵の打ちたいところに打て

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「敵の打ちたいところに打て」の詳細

格言名称
敵の打ちたいところに打て
読み方
てきのうちたいところにうて
主な関連駒
出現頻度
★★★★
説明
将棋のルール上、既に駒が配置されているマスには持ち駒を打つことができない。それを利用して、先に持ち駒を打ってしまえば、仮にその駒自体があまり働かなかったり、ただで取られてしまったりしても、相手の厳しい手を封じたという面で考えるとトータルでプラスになることがある、ということ。
好手例
【将棋格言】第65期王座戦五番勝負 第4局 羽生善治 王座 対 中村太地 六段で「敵の打ちたいところに打て」となった局面

[図1]

上の [図1] は、第65期王座戦五番勝負 第4局 羽生善治 王座 対 中村太地 六段で、60手目に後手の中村六段が△7一歩と打った局面。次に先手から▲7一飛と打つ攻めが早かったが「敵の打ちたいところに打て」で歩を打たれてしまったので飛車を打つことができなくなってしまった。
【将棋格言】第67期王将戦七番勝負 第2局 久保利明 王将 vs 豊島将之 八段の対局で「敵の打ちたいところに打て」となった局面

[図2]

上の [図2] は、第67期王将戦七番勝負 第2局 久保王将 vs 豊島八段で、65手目に先手の豊島八段が▲9七同香と指した局面。次に先手が▲9八歩と打ってしまうと、穴熊が再生し、攻め方が難しくなってしまう。ここで、後手の久保王将は「敵の打ちたいところに打て」で△9八歩と打って、1歩の犠牲で先手玉を寄せやすくした。▲同玉と取らせることで、玉が露出して王手がかかりやすくなったうえに、▲9八歩も打てなくなっている。
関連用語
関連手筋

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