詰将棋:1手詰の問題と解答・解説
【第34問】

目次

1手詰の問題【第34問】

1手詰の詰将棋の問題(第34問)

[第34問]

point
ここがポイント!
やや珍しい使い方



(もう少し下に解答・解説があります。)


第34問の解答・解説

1手詰の詰将棋の解答(第34問)

[第34問の解答]

▲1二香 までの1手詰。

持ち駒に香がありますので、それをどこに打つかという問題です。
香は1手で何マスも前進できるので「下段の香に力あり」という格言があるように、
多くの場合はなるべく下から打つのが基本です。

但し、この問題で▲1九香のように打ってしまうと、
2一の桂の利きを生かして△1三歩と合駒をされてしまいます。
王手を続けるためには▲同香不成ですが、△同桂と取られてしまい、
攻め駒不足、かつ、玉の逃げ道が広がったため、詰みません(下図)。
1手詰の詰将棋の解答2(第34問)

香の性能を最小限にすることで、相手の間合いの内側に入り込むというパターンです。


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