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将棋盤の概要
将棋盤は
縦9×横9の81マスに区切られており、
上下と左右が対称になっています。
将棋盤は様々な素材で作られており、大きさも様々ですが、
マスの区切り方はどれも同じです。
将棋盤やマスをよく見ると、長方形になっているのが分かります。
そして、
長い方が縦、短い方が横になります。
駒が縦長ですので、将棋盤の縦横を間違えると、駒がはみ出す場合があります。
将棋盤の筋と段
将棋盤は縦の列・横の行・すべてのマスに名前が付いています。
と言っても将棋盤は上下対称・左右対称ですから、
将棋を指していない状態では分かりません。
将棋盤は、お互いが駒を落とさないで指す場合には先に指す人(先手[せんて])、
どちらかが駒を落として指す場合には
駒が全部揃っている人(下手[したて])が基準となります。
縦の列は「筋(すじ)」と言います。
基準となる人から見て、右から数えて1筋(いちすじ)、2筋(にすじ)、…、
8筋(はちすじ)、9筋(きゅうすじ)となります。
横の行は「段(だん)」と言います。
同じく、奥(上)から数えて一段(いちだん)、二段(にだん)、…、
八段(はちだん)、九段(きゅうだん)となります。
尚、本やWebサイトなどにおいて盤面を表示する場合、
原則として、先手(または下手)が下側、後手(または上手)が上側となります。
(逆に表示されることもありますが、「先後逆」のように注釈があります。)
将棋盤のマスの呼び方
将棋盤の81マスは、筋(縦の列)と段(横の行)を合わせた呼び方となります。
先手または下手から見て「右から数えた列数」と「上から数えた段数」の
順番で数字を2つ続けて言います。
表記は筋が数字のままで、段が漢数字になることが多いです。
先手または下手(したて)から見て、1番右側の1番奥は「1一(いちいち)」、
その1つ手前が「1二(いちに)」という感じです。
尚、後手や上手(うわて)から見ると、上下左右が逆になります。
1番左側の1番手前が「1一(いちいち)」、
その1つ奥が「1二(いちに)」という感じです。
最初のうちは「筋」や「段」がごちゃごちゃになってしまうと思います。
上下左右を逆にして考えることもとても難しいです。
将棋を指すために必須の知識ではありませんし、自然と分かるようになりますので、
無理に覚えなくて大丈夫です。
[将棋盤のマスの呼び方]
さて、それでは次のページで「将棋駒」について説明します。
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