【将棋用語】
手詰まり

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「手詰まり」の読み方

てづまり

「手詰まり」の説明

有効な指し手がないこと。
駒組みが終わった段階において、どのように仕掛けても無理気味で形勢を損ねてしまうが、自玉をさらに堅くするような陣形整備も難しい場合に使われることが多い。
「手詰まり」になると将棋のルール上、パスはできないため、玉や金の往復など、自陣に対してなるべく隙を生じさせない手を指し続けて、相手に攻めてもらうまで待つような指し方をすることが多くなる。しかし、相手に有効な手が多くて、自分だけが「手詰まり」しているようならば作戦負けの状況であるとも言えるため、無理と分かっていても攻めていくことはある。
お互いに「手詰まり」となっている場合、攻めてしまうと形勢を損ねるので、千日手になる可能性は高くなる。特に後手については、「手詰まり」による千日手狙いで、相手に仕掛けを与えないことを優先して駒組みをするという高度な指し方もある(千日手に持ち込めば先後入れ替えで指し直しになるため、後手がわずかに得をすることができる)。

「手詰まり」の用例

「お互いに堅い陣形だが、手詰まり模様だ。」

「手詰まり」に関連する用語

「手詰まり」に関連する手筋

「手詰まり」に関連する格言


 

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