【将棋用語】
厚い

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「厚い」の詳細

将棋用語
厚い
読み方
あつい
説明
ある地点や範囲において、自分の駒やそれらの利きが多く集まっていること。そのような状態であることを「厚みがある」とも言い、そのような状態にすることを「厚みを築く」と言う。攻めと受けのどちらで使われるかによって意味合いや使われ方が少し変わる。
攻めに関して使われる場合は、ある地点や筋を攻めるために有効な駒が多く、数で押し切ったり、様々な攻め筋が生じたりすることで攻めの継続が見込めて、相手が完全に受け切ることは難しい状態、となり「攻めが厚い」のように言われる。この場合「細い」と反対の意味になる。
守りに関して使われる場合は、ある地点や範囲を受けるために有効な駒が多く、相手が攻め込んできたり、拠点を作ったりすることが難しい状態、となる。銀冠や玉頭位取りは「玉頭が厚い」と言われ、入玉を目指す際に、その通り道の近くに味方の駒が多数配置されていると「玉の上部が厚い」と言われる。この場合「薄い」と反対の意味になる。
「厚い」と言われる具体的な基準はないが、攻守に関連している駒が最低でも5枚はあることが多い。言わば、やや安定して制圧している状態のため、余程手抜きをしなければ「厚い」状態が数手で解消されるということは、ほとんどない。
用例
【将棋用語】「厚い」矢倉の端攻め

[図1]

上の [図1] は、先手の駒が多く端に利いているため、「厚い」攻めとなっており、後手が△1二歩としても端を受け切ることができない。
【将棋用語】玉頭や玉の上部が「厚い」状態

[図2]

上の [図2] は、先手が銀冠で玉頭が「厚く」、また後手陣に成り駒があるため、玉の上部も「厚い」。先手玉は横から攻められているが、上部脱出を目指せば安全である。
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