[図1]
上の [図1] は、先手が▲5六桂と「ふんどしの桂」を打って4四にいる銀と6四にいる金の両取りをかけている。後手は△5五銀や△5四金と指して両取りを受けるか、あるいは別の手を指して攻め合うかを考える。[図2]
上の [図2] は、先手が▲5六桂と「ふんどしの桂」を打って王手飛車取りをかけている。王手が優先なので玉を逃げるしかないが、先手は次に飛車を取ることができる。[図3]
上の [図3] は、2017年9月19日に行われた第65期王座戦五番勝負第2局 羽生王座vs中村(太)六段の106手目に後手の中村六段が△6六桂と打って「ふんどしの桂」をかけた局面。次に5八か7八の金を取ることができるので、厳しい攻めとなっている。- スポンサーリンク -
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