横歩取り 4五角戦法対策(25)

目次

38手目△9八とまでの概要

横歩取り 4五角戦法対策変化25
このページは、22手目△2三歩>28手目△8七銀>38手目△9八と の変化(図1)からです。

[図1]38手目△9八とまで

38手目に△6五桂と打つ変化では、 9九にいた と金を攻めに参加させる指し方がいくつも出てきました。 それならば、持ち駒を温存しつつ先に盤上の駒を動かそうというのは自然な指し方です。

△9八と に対して、先手はゆっくりしていられませんので▲5三飛成と成り込みます。 △5二香にも5七の地点は馬1枚で足りているので▲6三竜とかわします。

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38手目△9八と~42手目△9七と

[図1]から▲5三飛成 △5二香 ▲6三竜 △9七と(図2)

[図2]42手目△9七とまで

竜が敵陣に近すぎても攻めづらいので、 ▲6六竜と引き揚げつつ後手の攻めを催促します。

△8七銀成にも▲同金とは取らずに▲4八玉とします。 △8八と まで迫ってきてから▲8七金と銀を取ることで 単に▲同金とするよりも1手得しています。 相手の駒をなるべく手順に近づけさせない指し方は重要です。

42手目△9七と~48手目△8七同と

[図2]から▲6六竜 △8七銀成 ▲4八玉 △8八と ▲8七金 △同と(図3)

[図3]48手目△8七同とまで

以降は後手の攻め方によって対応が変わります。 解説通りに進む可能性は低いですが考え方で参考になる部分はあると思います。

後手は△9八飛と打つ攻めを狙っています。 と金とのコンビで横から攻められるのは厳しいので ▲7九歩と打って先受けしておくのが好手です。 ▲7九歩 △9八飛には▲5八金と上がって壁を二重にしておきます。 これで6八の馬が動きやすくなりました。 後手が と金を活用するためには△8五桂と駒を足すことになりますが、 そこで▲9九歩と打つのが飛車の横利きを緩和するための受けの好手です。

48手目△8七同と~53手目▲9九歩

[図3]から▲7九歩 △9八飛 ▲5八金 △8五桂 ▲9九歩(図4)

[図4]53手目▲9九歩まで

△8八飛成にも▲8九歩としつこく歩を打ちます。 これで飛車(竜)の横利きは逸れたので▲5六歩と突きます。 この歩突きが馬の活用を狙っていてとても味が良いです。

53手目▲9九歩~57手目▲5六歩

[図4]から△8八飛成 ▲8九歩 △同竜 ▲5六歩(図5)にて先手優勢

[図5]57手目▲5六歩まで

[図5]以降、△7七桂成と攻められても▲2四馬と逃げる手が王手になっており、 後手が受けに回っても▲8二歩と打って後手陣を乱す手があります。


次のページでは、最初の分岐点に戻って22手目に△6七角成とする変化を解説します。


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