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30手目△3六同角までの概要
このページは、22手目△2三歩>28手目△3三桂>30手目△3六同角の変化(図1)からです。
[図1]30手目△3六同角まで
△3六同角に対しては▲同歩と取るしかありません。
部分的には角香交換で先手が得をしていますが、すぐに後手玉に迫る手がないため、
後手の攻めが繋がってしまうと厄介です。
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30手目△3六同角から32手目の分岐まで
[図1]から▲同歩(図2)
[図2]31手目▲同歩まで
▲3六同歩と取った局面で分岐点です。
後手は3三の桂を活用して、5七の地点を狙いますが、
その手順によって、指し方が変わります。
「①△4五桂」は、次に△5四香を狙った手です。
但し、1一の馬の利きが通るので▲6六馬と引く手が生じます。
しばらくは受ける展開が続いて、長期戦となります。
「②△5四香」は、次に△4五桂を狙った手です。
1一の馬は封じられたままですが、▲8五飛が攻防手で反撃を狙えます。
32手目で分岐!
(03)30手目の分岐まで
(19)32手目△4五桂
(20)32手目△5四香
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