横歩取り 4五角戦法対策(24)

目次

40手目△5四香までの概要

横歩取り 4五角戦法対策変化24
このページは、22手目△2三歩>28手目△8七銀>38手目△6五桂>40手目△5四香の変化(図1)からです。

[図1]40手目△5四香まで

△5四香に対しては▲同飛と取ります。 部分的には大きな駒損ですが、一連の駒交換後に全体を見るとわずかな駒損に抑えられています。 そして、5三の地点が空くことで後手陣が弱体化するメリットが大きいので優位は維持できています。 ▲3二香成の後は▲4八玉と上がって▲8六馬の活用を狙います。

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40手目△5四香~45手目▲4八玉

[図1]から▲同飛 △同歩 ▲3二香成 △同銀 ▲4八玉(図2)

[図2]45手目▲4八玉まで

後手は△8九飛と打って▲8六馬を防ぎつつ△9八と~△8八と を狙いますが、 先手は▲5三角から2枚目の馬作りを目指します。

45手目▲4八玉~50手目△9八と

[図2]から△8九飛 ▲5三角 △3三銀 ▲7九歩 △9八と(図3)

[図3]50手目△9八と まで

以下、もう少し落ち着く局面まで解説します。 実戦でこの辺りまで完全に同一局面となる可能性は低いですが、 後手陣の形が似ていることは多いので参考になる手順もあると思います。

現状で先手が欲しい駒は桂です。▲4五桂と打てれば寄せの形が見えてきます。 よって、▲6六歩と桂取りを見せますが、後手も6七で清算して攻め続けます。

50手目△9八と~59手目▲6七同馬

[図3]から▲6六歩 △4二銀 ▲8六角成 △6七香 ▲4二馬 △同玉 ▲6七金 △同銀成 ▲同馬(図4)

[図4]59手目▲6七同馬まで

お互いが最善を尽くすと手順は長くなりますが覚える必要はありません。 先手は玉を安全にしてから桂香で反撃に移ることが狙いです。 そのために、自陣へ金駒を投入してしっかりと受けることが重要です。

59手目▲6七同馬~73手目▲5九金打

[図4]から△7九飛成 ▲6八銀 △9四角 ▲7九銀 △6七角成 ▲6五歩 △6九飛 ▲5八銀 △同馬 ▲同玉 △7九飛成 ▲4八玉 △6七角 ▲5九金打(図5)にて先手有利

[図5]73手目▲5九金打まで

[図5]は銀香交換で先手の駒損ですが、先手玉の方が堅くなっています。 [図5]では△6八銀のような手が部分的な攻めの手筋ですが、 ▲8六角が王手銀取りになるため意外と後手からの攻めがありません。

よって、後手は△8八と と寄せていくか、 あるいは△3二金や△2三角成のような陣形整備が有力です。 先手からは持ち駒の桂香を使って後手玉に迫っていけば、 飛車角を手持ちにしていることもあって形勢は先手有利で、 すぐには負けにくく、また間違えにくい局面です。


次のページでは、少し戻って38手目に△9八と と引く変化を解説します。


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